展覧会感想

西洋美術を中心に展覧会の感想を書いています。

国立新美術館

メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年 感想

会期 …2022年2月9日~5月30日 会場 …国立新美術館 構成 Ⅰ 信仰とルネサンス:17点Ⅱ 絶対主義と啓蒙主義の時代:30点Ⅲ 革命と人々のための芸術:18点 感想 …この展覧会はアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館の改修工事に伴うもので…

ブダペスト ヨーロッパとハンガリーの美術400年 感想

見どころ …「ブダペスト ヨーロッパとハンガリーの美術400年」展は、日本とハンガリーとの外交開設150周年を記念した展覧会です。先日、オーストリアとの国交樹立150年を記念した「ハプスブルク展」を見に行ったのですが、条約が結ばれた当時はオー…

ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 感想

見どころ …「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展はウィーン分離派の活動を中心に、18世紀後半から20世紀初めのウィーンの芸術について当時の時代背景を踏まえつつ、絵画に加えて建築や調度品、服飾など総合的に紹介するものです。今回…

生誕110年 東山魁夷展 感想

見どころ …この展覧会は戦後日本画を代表する一人、風景画家の東山魁夷(1908~99年)の生誕110年を記念した回顧展です。…紙は鏡、写るのは自分の心とも述べている東山は、自身の心情を投影した内省的で静謐な作品を数多く描き、風景画に独自の境地…

ピエール・ボナール展 感想

見どころ …この展覧会は19世紀末から20世紀前半に活動したピエール・ボナール(1867~1947)の大規模な回顧展で、オルセー美術館のコレクションを中心に、油彩72点、素描17点、版画・挿絵本17点、写真30点など130点超の作品で構成さ…

ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか 感想

見どころ …この展覧会は長い歴史を持つ人の似姿を描出した肖像芸術について、古代エジプト文明の遺物から近代の絵画・彫刻作品まで幅広く辿りながら、肖像の役割や芸術家たちの表現方法を探るものです。出品作は27年ぶりの来日となるヴェロネーゼ「女性の…

至上の印象派展~ビュールレ・コレクション

…この展覧会はスイスの個人収集家エミール・ゲオルク・ビュールレ氏のコレクションのみで構成された、19世紀から20世紀にかけてのフランス絵画を中心とした展覧会です。タイトルには印象派とありますが、印象派以外の作品も充実していて、個人のコレクシ…

ミュシャ展 2017年3月25日

会期 2017年3月8日~6月5日 会場 国立新美術館 感想 週末は混んでるだろうな、でも会期後半になると余計混むだろうから今のうちに、と覚悟して行きました。入場待ちはなく、同時開催されていた「草間彌生展」のほうが行列ができていましたね。展示は…